なぽれおん

ナポレオンのルールと遊び方

ひとことで言うといちばん大きな目標を宣言した人が「ナポレオン」になり、隠れた味方「副官」と組んで、絵札を取り合う。チーム戦の駆け引きが熱い、日本で独自に発展したトリックテイキング。

人数
4〜6人(ベストは5人)
時間
1回 約30分
難しさ
むずかしい
年齢
12歳くらいから
使うカード
52枚(ジョーカーを1枚入れるルールも多い)

ここでは5人で遊ぶ、もっとも一般的な形を紹介します。ナポレオンはローカルルールがとても多いゲームなので、遊ぶ前に全員でルールを確認しましょう。

準備

  1. 52枚をよく切り、5人に10枚ずつ配ります。残りの2枚は裏向きのまま場に置きます。
  2. 絵札:このゲームでは 10・J・Q・K・A の20枚を「絵札」と呼び、これを何枚取れるかで勝負します。

宣言(ビッド)

  1. 順番に、「切り札のマーク」と「取れる絵札の枚数」を宣言します。たとえば「スペードで14枚」。
  2. 前の人より大きい枚数を言うか、パスをします。最低は13枚が一般的です。
  3. 一番大きい枚数を宣言した人がナポレオンになります。

副官を決める

ナポレオンは「♥Kを持っている人が副官」のように、カードを1枚指定します。そのカードを持っている人が、ナポレオンの味方(副官)です。

  • 副官は、自分が副官であることを言ってはいけません。そのカードが場に出るまで、誰が副官なのかはナポレオン本人にもわかりません。
  • 指定したカードが場の2枚の中にあった場合は、ナポレオンが1人で戦います。

ナポレオンは場の2枚を手札に加え、いらないカード2枚を伏せて捨てます。

遊び方(トリック)

  1. 最初はナポレオンが1枚出します。以降は時計回りに1枚ずつ出します。
  2. 最初に出されたカードと同じマークを持っていれば、必ずそれを出します。持っていなければ、どのカードを出してもかまいません。
  3. 5人が1枚ずつ出したら、一番強いカードを出した人が、その5枚(1トリック)を取ります。勝った人が次の最初に出します。
  4. 10回くり返したら終わりです。

カードの強さ

強い順に、次のとおりです。

順位 カード 名前
1 ♠A マイティ
2 切り札のマークのJ 正ジャック(オールマイティの次に強い)
3 切り札と同じ色の、もう一方のマークのJ 裏ジャック
4 切り札のマークのカード A・K・Q…の順
5 最初に出されたマークのカード A・K・Q…の順
A♠A♠♠J♥J♥♥J♦J♦♦A♥A♥♥
切り札がハートのとき:マイティ(♠A)>正ジャック(♥J)>裏ジャック(♦J)>♥A

図解で見てみよう

    勝ち負けの決め方

    10トリックが終わったら、ナポレオンと副官が取った絵札の枚数を合計します。

    • 宣言した枚数以上取れていれば、ナポレオン軍の勝ち。
    • 足りなければ、残りの3人(連合軍)の勝ちです。

    コツ・作戦

    • 副官は早めに態度で示す:名乗ってはいけませんが、ナポレオンに絵札を集めるような出し方で、味方であることを伝えられます。
    • 連合軍は絵札を渡さない:ナポレオンが取りそうなトリックでは、絵札以外のカードを出しましょう。
    • ナポレオンは副官の指定が大事:自分が持っていない強いカード(マイティや正ジャックなど)を指定すると、強力な味方ができます。

    ローカルルール

    ルール 内容
    セイム2 1トリックで全員が同じマークを出したら、そのマークの2が一番強くなる
    よろめき マイティと♥Qが同じトリックに出たら、♥Qが勝つ
    ジョーカー ジョーカーを入れ、強いカードとして使う(扱いは地域によってさまざま)
    最初のトリック 最初のトリックだけは、マイティやジャックの特別な強さが無効になる
    4人・6人 配る枚数と場に置く枚数を調整して遊ぶ

    よくある質問

    トリックテイキングって何?

    全員が1枚ずつカードを出し、一番強いカードを出した人がそのまとまり(トリック)を取る、という形式のゲームのことです。ナポレオンのほか、ハーツやブリッジなどがあります。

    副官は誰か、いつわかる?

    指定されたカードが場に出た瞬間にわかります。それまでは、出し方から推理するしかありません。この「誰が味方かわからない」状態が、ナポレオンの一番の面白さです。

    最終更新:

    ナポレオンが好きな人におすすめ