きょうぎかるた / 別名:競技百人一首

競技かるたのルールと遊び方

ひとことで言うと1対1で、25枚ずつ自陣に並べた百人一首の取り札を取り合う競技。歌が読まれた瞬間、最初の数文字で札を見分けて払う。「畳の上の格闘技」と呼ばれる、スピードと記憶の真剣勝負。

人数
2人
時間
1回 約90分
難しさ
むずかしい
年齢
8歳くらいから
使うカード
百人一首(読み札100枚・取り札100枚)

ここでは、全日本かるた協会の競技規程をもとにした、競技かるたの骨組みを紹介します。

準備

  1. 2人が向かい合って座ります。別に読み手が必要です。
  2. 取り札100枚をよく切り、そこから50枚を使います。残りの50枚は使いません(ただし読み札は100枚すべて読まれるので、場にない「空札」も読まれます)。
  3. 50枚を25枚ずつに分け、それぞれ自分の前に、3段に並べます。並べ方は自由で、自分の取りやすい位置に置けます。
  4. 15分間の暗記時間で、両陣の50枚の位置を覚えます。

遊び方

  1. 読み手は、最初に百人一首にない歌(序歌)を読み、続けて読み札を1枚ずつ読みます。
  2. 読まれた歌の取り札に、先にさわった人が取ります。相手の陣の札は、手で払って取ってもかまいません。
  3. 読まれた札が場にない空札のときは、どちらも取りません。

送り札とお手つき

場面 どうなる
相手陣の札を取った 自陣の札を1枚、相手陣に送る
お手つき(読まれた札と同じ陣にない札にさわった、空札で札にさわった) 相手から札を1枚送られる

図解で見てみよう

    決まり字

    百人一首の歌は、最初の何文字かを聞けば、どの歌かが決まります。この文字を「決まり字」と呼びます。

    決まり字の長さ 札
    1文字(一字決まり) 「む」「す」「め」「ふ」「さ」「ほ」「せ」で始まる7枚。むすめふさほせと覚える
    2文字以上 残りの93枚。最初の文字が同じ歌が多いほど、決まり字は長くなる
    きりたちのぼるあきのゆふぐれ
    「む」と聞いた瞬間に取れる一字決まりの札(むらさめの…)

    さらに、試合が進んで札が読まれていくと、同じ文字で始まる歌が減るため、決まり字が短くなっていきます。これを覚えておくことが勝負の分かれ目です。

    勝ち負けの決め方

    先に自陣の札が0枚になった人の勝ちです。1試合は1時間半ほどかかります。

    始め方

    • まずは決まり字を覚えましょう。一字決まりの7枚から始めて、二字決まりへと広げていくのが一般的です。
    • 全国各地にかるた会(教室)があり、初心者でも参加できます。
    • 漫画・映画『ちはやふる』で一気に知られるようになり、学校のかるた部も増えています。

    よくある質問

    散らし取りとの違いは?

    散らし取りは全員で取り合う家庭の遊び方です。競技かるたは1対1で、札の並べ方、暗記時間、送り札などの決まりがあり、公式戦で段位も認定されています。

    最終更新:

    競技かるたが好きな人におすすめ