かんたんトランプ手品
指先の技術がいらず、手順どおりにやるだけで成功する手品を紹介します。種がわかっても「なるほど」と楽しめるので、子どもと一緒に覚えるのもおすすめです。
21枚の手品
相手が心の中で選んだ1枚を、3回並べ直すだけで当てる手品です。
やり方
- トランプから好きな21枚を取り出します。
- 21枚を、左・真ん中・右の3列に、1枚ずつ順番に表向きで配ります(1列7枚)。
- 相手に、21枚の中から1枚を心の中で選んでもらい、そのカードがどの列にあるかだけを教えてもらいます。
- 列ごとにカードをまとめて、教えてもらった列を真ん中にはさんで、3つの束を1つに重ねます。
- もう一度、上から1枚ずつ3列に配り、どの列にあるか聞いて、同じようにまとめます。
- これをもう1回、合わせて3回くり返します。
- 束の上から数えて11枚目が、相手の選んだカードです。
見せ方のコツ
- 11枚目を、そのまま「これですね」と出すのではなく、カードを1枚ずつ伏せて配りながら、11枚目で「ストップ」と言ってめくると盛り上がります。
- 列をまとめる順番(選ばれた列を真ん中に)だけは、絶対にまちがえないようにしましょう。
種明かし
選ばれた列を真ん中にはさむたびに、選ばれたカードは束の真ん中に近づいていきます。3回くり返すと、必ず21枚のちょうど真ん中、11枚目に来るようになっています。
キーカードの手品
相手が選んで束に戻したカードを、束を切ったあとでも見つけ出す手品です。
やり方
- トランプをシャッフルしたあと、相手に気づかれないように、一番下のカードをこっそり見て覚えます。これが「キーカード」です。
- 束を裏向きに広げ、相手に1枚選んでもらいます。相手はそのカードを覚えます(あなたは見ません)。
- 束をまとめ、相手のカードを束の一番上に置いてもらいます。
- 相手に、束を1回カットしてもらいます(上半分を取って下に置く)。何回カットしてもかまいません。
- 束を裏向きのまま持ち、上から1枚ずつめくって表にしていきます。キーカードが出たら、その次にめくるカードが、相手の選んだカードです。
見せ方のコツ
- キーカードを見るのは、シャッフルしながら束をそろえるときなど、自然な動きにまぎれてさりげなく。
- カットは何回されても大丈夫です(ふつうのカットなら、キーカードと選んだカードの並びはくずれません)。「好きなだけ切ってください」と言うと、相手はより不思議に感じます。
種明かし
相手のカードを束の一番上に置いてからカットすると、一番下にあったキーカードが、相手のカードのすぐ上に重なります。カットでは、カード同士の並び順(つながり)は変わらないので、上からめくるとキーカードの次に必ず相手のカードが出てきます。
手品を上手に見せるコツ
- 同じ相手に2回やらない:くり返すと種に気づかれやすくなります。
- 先に結果を言わない:「これから選んだカードを当てます」と言うより、最後に当ててみせたほうが驚きが大きくなります。
- 種は簡単に明かさない:ただし子ども同士なら、種を教え合って一緒に演じるのも楽しい遊び方です。
カードの扱い方やシャッフルの仕方は、トランプの基本で紹介しています。